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ITの古典を読む〜Peopleware〜 1

Peoplewareの読書感想 part1

1987年にコンサルト会社アトランティックシステムのトム・デマルコとティム・リスターによって書かれた本。プロジェクトを炎上させずに運営する方法論について書かれている。

 1章は、プロジェクト管理者の開発者の活用方法について書かれている。プロジェクト管理者は、開発者を交換可能なできそこないの部品だと考え、無謀な納期で開発者にプレッシャーを与えることで生産性を向上させようとしている。これは、開発者は与えられた仕事をするのにいくら時間があっても余ることはないというパーキンソンの法則が、管理者の中で根付いているからである。

しかしながら、プロジェクトの作業内容を正しく見積り納期を設定するとが、生産性を向上させる最も良い方法であると唱えている。そこで、プロジェクトの遂行にあたり目標設定をプログラマ、管理者、プログラマと管理者の両方とシステムアナリストがおこなった場合と目標を設定せずにおこなった場合それぞれの生産性を計測した。結果は、管理者が目標を設定した場合が最も低く、そして目標を設定しなかった場合が最も高くなった。この結果から開発者はパーキンソンの法則のようにだらだら仕事をするのではなく、自然と効率良く仕事をおこなうことが明らかになった。

そのため、プロジェクト管理者が開発者の活用を成功させるには、開発者にストレスなく仕事を遂行できるよう勤めなければならない。